六本木、東京ミッドタウンの21_21DESIGN SIGHTにて開催中の『祈りの痕跡。』展に行ってきました。
地球文字探検家を自称するアートディレクターの浅葉 克己氏ディレクションによる今回の展覧会。
“文字とは「伝えたい」という祈りにも似た人の思いの究極の形である”という浅葉氏の言葉から派生するように、地球上の様々なアーティストの表現を紹介しています。 同じスタイルの作品は一つとしてありませんが、すべての作品からは「伝えたい」という情熱が溢れていました。
「文字」というのは、誰かに何かを伝える為に人類が発明し、「書く」という行為を通じて、形・絵・音・感情など様々な事柄を伝えることの出来る、偉大なコミュニケーションツールであること、当たり前に存在し繰り返されている日々の行為や事象を自分なりの視点で捉える事で生まれる作品があること、そしてその様な基本的な人間生活の中にこそ、物事の本質はあるのでは?そんな事を感じた展覧会でした。
会場内には、大きな水槽で水を使用したインスタレーションなどもあり、とても涼しげです。
9月23日まで開催されていますので、是非足を運んでみてください。
Uchiyama
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